ポッドキャストはこちら

モノリス: 65th 「超富裕層の未来予測と不況期の資産戦略」

メルマガ

【目次】

1.今週の一言/コミュニティ

2.モノリスの活動日記/ポッドキャスト高級車

3 .富裕層の公然の秘密/超富裕層兼ヘッジファンド創業者の未来予測

4. 経営コラム/ 不況期における、超富裕層のお金の使い方


1. 今週の一言

こんにちは。門垣です。

週末は、経営者仲間にお誘いを頂き、久々にフットサルに行ってきました。

主催の友人は、飲み会もいいけど、健康的ではないし、ゴルフも素晴らしいけど
一日中拘束される、一方でフットサルは健康的で、短時間で経営者のコミュニティの構築を一気に加速させることができる、と言っていて納得しました。

経験者でも、未経験者でもヒトがヒトを呼ぶことで、大きな輪ができあがるスポーツのコミュニティは素晴らしいな、と思った一週間でした。

2. モノリスの活動日記/第1回目ポッドキャスト高級車共有

Wealth Chatサービス会員の方々から、

「移動時間や隙間時間に耳で学ぶことができるコンテンツが欲しい」

とコメントを頂き、
今月からポッドキャストを配信しています。

現在、第三回目まで配信。

第1回 富裕層の高級車事情 実際にどうやって購入しているの

第2回 新車リセールバリュー

第3回 M&Aのトレンド 基礎編

今後、富裕層や各専門のスペシャリストの方々との収録もしていきます。

今回は、特別に第1回目の

「富裕層の高級車事情 実際どうやって購入しているの 基礎編」

をメルマガ会員のみなさまにもお届けします。

第一回目であり、基礎編ということを踏まえて、聞いて頂ければありがたいです。


3.富裕層の公然の秘密/ 超富裕層兼ヘッジファンド創業者の未来予測

日経Financial のインタビューで、世界最大のヘッジファンド「ブリッジウォーター・アソシエーツ」の創業者 レイ・ダリオ氏が近未来の見取り図を語っていました。

世界的な景気後退が予想されるなかで、投資先として有望な国は

「財務が健全で内紛がなく、国外からの紛争の打撃が小さく、イノベーションが進んでいる国」だそうです。

具体的には

・ベトナム、インドネシア、シンガポールなどのASEAN諸国

・サウジアラビア、アラブ首長国などの湾岸協力理事会

これまで中国も有望市場だと指摘していましたが、8つのリスクに直面することで、大きな試練を迎えることから、警戒しなければなりませんが、中国関連の資産は、割安になっているため、分散投資の観点で投資することは

賢明だ、と述べています。

これらの結論に到達するまでに、レイダリオ氏は、世界を動かす5つの力に注目をしているようです。

政府の債務と中央銀行の紙幣の印刷

富の格差拡大による内紛への影響

国外の紛争

洪水やパンデミック

イノベーションによる投資

経営者や富裕層のみなさまも、将来の展望を描きながら、

現実と向き合って、会社の成長や資産を保全していかなければなりません。

メルマガ会員のみなさまは、どのような考えをお持ちですか?

弊社の運用助言サービスでは、運用に対する考え方に関するレポートも配信しています。

崩れる世界秩序の未来図 レイ・ダリオ氏に聞く

https://financial.nikkei.com/article/DGXZQOGN12DVD0S3A110C2000000?s=2

4. 経営コラム/ 不況期における、金持ちのお金の使い方

最近、GAFAを筆頭に従業員の解雇が相次ぎ、世界各国で、不況期に備えた企業戦略のニュースが多くみられます。

一方で、日本は解雇規制が海外と比較して、厳しいため、コスト削減等を行い、日本らしい対策を打っていくことになると思います。

さて、2000年代以降、最も経済が落ちぶれた時期は、2008年のリーマンショックですが、

そのとき、
株式投資の神様で有名なウォーレン・バフェットは、経営難に陥ってたバイクメーカー「ハーレーダビットソン」に対して、$US300 million (約390億円) を融資をしたのです。

ハーレーダビットソンは、そのお金を活用して、経営再建に取り組んだようですが、その時の金利条件は15%、事実上5年間も借り続ける必要がありました。

同様に、バフェット氏は、ゴールドマンサックスとGE社にそれぞれ $5 billionと$3billionを貸しつけていました。

バフェットは、ハーレーダビットソンへの融資で、推定$150 million の利益を確保したみたいですが、融資する代わりに株式に投資をしていたら、約4倍以上に跳ね上がっていました。

その際、年次総会でなぜ「株式ではなく負債(融資)を選んだのか」と聞かれたバフェット氏は

「私は彼らにお金を貸すだけの知識はあったが、株式を買うだけの知識はなかった」と答えました。

金融バブルがはじけ、不況に突入する時代において、不確実性のある株式よりも、より固い融資や債券の方が良いのでしょうか。

今後の答え合わせが楽しみです。

今週もよろしくお願い申し上げます。

YOU MAY ALSO LIKE