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メルマガ: 53th 「メルマガ1周年:金融革新と社外取締役の役割」

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【目次】
1.今週の一言/メルマガ1周年

2.モノリスの活動日記/金融業界の大変革

3.富裕層の公然の秘密/社外取締役の必要性

4. 金融・企業コラム/フェアにこだわった車両個人売買サービスfabi


1. 今週の一言

メルマガ会員の皆様へ

今回でメルマガを開始して、

一年が経ちました。

会社自体は、今年4月に本格稼働していますが、少し早く、モノリスのことを知っていただこうと、昨年、11月から執筆していました。

「お金にまつわる情報格差をなくし、最良の意思決定をサポートする、パートナーであり続ける」をミッションに、

金融を武器に、お客様の夢や理想を実現しようと産声をあげた名もない、実績もないモノリスですが、

少しずつ認知が広まり、お客様も増え、皆様のご相談にお応えできる環境が増えていること、本当にありがたく、嬉しく思います。

およそ46億年前に地球が誕生したと言われ、約3,000年前から貨幣ができ、80年代に金融ビックバンという変革がおこり、金融業が徐々に発達してきたわけですが、

資本主義時代おいて、家族と暮らし、会社に勤め、あるいは事業を営んだとしても、金融は誰にとっても切り離せない、生活の一部となっていることは言うまでもありません。

モノリスが提供する金融サービスは、資産の運用だけでなく、日本政府や日銀、商業銀行や証券会社等、金融業界や経済への理解、

そして、資金の集め方、財務戦略、M&A、保険、保証、リース等、経営の実務に関連するお金にまつわる全てのことです。

金融は目的ではなく手段で、
主役ではなく脇役でありますが、

経営者や富裕層、個人がリテラシーを向上することによって、

「そんな方法があったのか」

「これを知っていれば、あの時の苦労はなかった」

という思いから、

「金融のお陰で、人生の選択肢が増えた」

「夢や幸せを見つけれた」

「理想の人生を実現できるようになった」

と強く想っていただけるような、

羅針盤になることが、

モノリスが存在する意義になるのではないかと、日々感じています。

まだまだ課題だらけではありますが、

透明性を大切にして、世界中の情報を共有するだけでなく、

これらを知恵に変え、皆様の意思決定をサポートし続けられるように、

全国各地飛び回りながら、頭と身体に汗をかいて行きたいと思います。

これからも宜しくお願いします。

2. モノリスの活動日記/時代の潮目

時代が変わってきました。

金融庁が、有償の助言アドバイス業に参入しやすくできるように、規制を緩和していく、と報道がありました。

証券会社、助言ビジネス参入しやすく 兼業規制緩和へ:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB206GR0Q2A021C2000000

顧客にリスクの高い商品を販売し、何度も売買をして、顧客がわからないように手数料を稼ぐビジネスに歯止めをかけ、

欧米のような顧客の利益に忠実に仕事し、成果によって報酬が生まれるアドバイスサービスを日本でも促進させることが狙いです。

まさに、モノリスが資格を取得し、行っている投資助言業です。現在、日本で1,001社がこの資格を保有していますが、ほとんどの会社が、機関投資家向けに行っており、個人や企業に対しては、大手金融機関を筆頭にこれから増えていくだろうと思います。

モノリスは、この領域に少し先駆けて動いてきてますが、より加速して、日本に浸透させていきたいと思います。


3.富裕層の公然の秘密/社外取締役の年収総額?

先日、日本オリンピック協会の元会長、竹田恒和氏が、交通インフラサービスを提供するパーク24の社外取締役を辞任しました。

オリンピック汚職事件が関係しているとみられています。

2021年のコーポレートガバナンスコードの改正により、プライム市場に上場する会社は、取締役の1/3を社外取締役を雇用し、

不正等を管理しなければなりませんでしたが、本末転倒な結果に終わってしまいました。

しかしながら、コーポレートガバナンスや企業の成長観点からも必要になってくる社外取締役は、上場企業の場合、昨年と比較して、1社あたり0.3人増加の2.9人と全体的に1,000人も増える大きな市場となっています。

そこで今回は、22年決算の外部取締役報酬が多い企業トップ10を調べてみました。

(ソース:Bloombergよりモノリス作成)

武田は、全15人のうち独立社外取締役が11人を占める構成であるため、単純計算で4,300万円/1人の報酬になります。

デロイトと三井住友信託のプライム市場の会社への調査によると、一人当たりの報酬の中央値が880万円と、前年と比較して5%上昇しています。

(日経新聞より抜粋)

あくまでも1/3ルールなどは上場企業に当てはまりますが、2019年の会社法327条の2の改正によると、上場、非上場問わず、大会社(資本金5億円以上又は負債額200億円以上)は社外取締役を設置する必要があります。

未上場のオーナー企業の良いところは自由に経営できることですが、

今後事業承継が活発になり、より人材不足な世界になっていくなかで、より成長を求められるようになると、

やはり経験値をもった社外取や顧問のニーズも高まるでしょう。

4. 金融・企業コラム/フェアにこだわった車両個人売買サービスfabi

私達モノリスは、情報格差をなくすことや、透明性を!を軸として活動しておりますが、中古車価格も不透明で分かりにくいと思うことはありませんか?

そんななか、新たなサービスとして、

車両の個人間売買アプリ”fabi”が、

今年10/1にリリースされました。

https://fabi-car.com

こちらの開発者の方とご縁があり、お話させて頂く機会がありましたのでご紹介させて頂きます。

本サービスは200万台以上のオークション会場の取引実績のデータをもとに、中間業者を挟まず、AIで売買に最適な価格”バリュー”を算出。

買取価格や市場価格相場表示することで、売る人も買う人も納得感の高い取引がアプリ内で実現するというサービスです。

fabiの名前の由来も”fair mobility”の略だそうです。

考え方に大変共感できましたし、
今後モノリスとしても、モノリスファミリー内での同様のサービスを提供できる様にしたいと考えており、大変参考になりました。

また開発にもかなり時間がかかったそうですが、ユーザーにとって絶対に有益だと信じ、地道に準備して正式リリースまで至ったと嬉しいそうに語って頂きました。

今のモノリスもメルマガという形で思いを1年間続けて配信しておりますが、今後も継続は力なりを、メンバー全員で体現していけるようにします。

今週も宜しくお願い申し上げます。

MONEY COMPASS
必要な価値を、必要な人に届け、新たな価値を創造します

今週もよろしくお願いします。

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