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メルマガ: 49th 「10億円債券運用の実態:富裕層の投資収益のリアル」

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【目次】

1.今週の一言/エッセンシャルワーカー

2.モノリスの活動日記/10億円債券運用の収入はどのくらい?

3.富裕層の公然の秘密/誰もが落ち着くコーヒー/日本初上陸!?

4.金融コラム/世界のビリオネア


1. 今週の一言

こんにちは。門垣です。

ベンチャー企業が次々と誕生し、タクシーの中にある広告、雑誌、知り合い伝えで、新しいサービスを知る毎日ですが、本当にこれらのサービスは世の中にとって、
必要なのか? と思ってしまう今日この頃です。

しかしながら、現在、世界中でインフラ、農業、医療、教育等の生活を維持するための職【エッセンシャルワーカー】が欠如しています。

ここに布石を打ったテスラ率いるイーロンマスク氏なくしては、世界は前に進まないと痛感しました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN300SF0Q2A930C2000000

同時に、子供の頃にみたスターウォーズの世界がようやくやってくるんだなとワクワクした一週間でした。

2. モノリスの活動日記

10億円債券運用の収入はどのくらい?

最近よく、「富裕層の運用は債券が多いのですか?」とよく聞かれます。

「債券運用が多いです。モノリスも、債券を活用した運用を軸に、助言をします」と回答していますね。

【債券運用の概要図】

図のように、債券は、発行体から「金利収入」をもらうことができ、満期がきたら投資した「元本」も返ってきます。

つまり、発行体がデフォルト(債務不履行)にならなければ、半月、あるいは、四半期等に金利収入を得ることができるだけでなく、最後には元本が返ってきて、利回りを確保できる仕組みになっています。

不動産に似ていますが、ビルのメンテナンス経費がかかったり、空室状況によって利回りが変わる不動産よりも、債券のほうがより確定した利回りです。

したがって、あまりリスクをとらずに、株式のように保全をメインとしながらも、安定的にある程度の収入を得ることができる債券運用だからこそ、資産の大きい富裕層の中で主流の運用なのです。

では、実際に債券運用をしたら、どのくらいの収益があるのか、イメージ図を作成してみました。

【サンプル】

投資資金:10億円

リスク:低リスク中リターン

投資銘柄数:10銘柄(米ドル)

各銘柄に7~8,000万円ずつ投資

月次のキャッシュフロー表
縦軸が金利収入の月次合計、横軸が銘柄別の金利収入です。

表の銘柄を購入した場合、債券購入による利金の1年間の合計額は、税引き前で約5,600万円になります。

(現在の為替レートで計算)

つまり、昨今の金融市場では、低リスク中リターンで、
利回りは、5.6%です。(もちろん銘柄選定や戦略によって異なります)

もっと利回りが欲しい方であれば、別の発行体の債券を選択すれば、より高いパフォーマンスを実現できます。

また、世界や日本の洗練された富裕層が活用するロンバード・ローン(投資している債券や預金等の金融商品を担保に借り入れるローン)を活用して、借りたローンをさらに債券に投資した場合、元手資金に対して、約2~3倍の運用資金を用意できるため、利回りも2~3倍になります。

そして、金利収入だけではなく、債券の価格が上昇すれば、株式と同様に、売却して、キャピタルゲインを獲得することも可能です。

上記の例は資産10億円ですが、5,000万円、1億円、3億円等、お客様の資産規模に応じて、カスタマイズすれば、自分だけのポートフォリオを組むことができ、安定的に資産を増やすことで、家族への保全や自己欲求の実現をすることができます。

資産がいくらあれば、このようなポートフォリオが組めるのか?

株式投資のように、もっと利回りがとれないのか?

世界の富裕層は、他にどのような運用をしているのか?

メルマガ会員の方なら、いつでもお気軽に、お問合せください。


3.富裕層の公然の秘密/誰もが落ち着く珈琲店/日本上陸!?

2006年、ニューヨークのマーサー通りに、弁護士資格を保有したオーナーが、とあるカフェを開店しました。

その名も【THINK COFFEE】。

文字通り、あれこれと考えるためのお店で、
「最も居心地が良い」と言われているみたいです。

マーサー通りにある1号店

コーヒー産業が抱える社会的問題を解決するために、生産者と直接取引しており、サスティナビリティを重視して、より産業や社会を持続可能にしていくためにオープンされた背景から、いわゆる「フェアトレード」の代表作とも言われています。

売上の一部を生産地域の教育やインフラに投資しています。また、仕入れ価格、在庫状況、市場に対しての販売価格など、すべてウェブサイト上で公表し、透明性をもたらしています。

モノリスが目指す新しい金融ビジネスと一緒ですね。

ウェブサイト
https://thinkcoffee.com/

さて、そんなThink Coffeeですが、フランチャイズ化はせずに、ラインセンス方式で全て自前で店舗展開。

ニューヨーク店

なんと、近々東京千代田区に日本第一号店が開店するとのことです。

大都会の東京で、落ち着くことができるだけでなく、珈琲一杯飲むだけで社会にも貢献ができる、そんな場所に足を踏み入れてみたいですね。

現在、資金調達も活発に行われているようです。

4. 金融コラム/世界のビリオネア

先日、日経新聞で

【富裕層番付 数のアジア ビリオネア最多951人】

という、報道がありました。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO64808270S2A001C2EA2000

資産1,400億円以上の長者番付で、アジア人で初めて
世界2位に上り詰めたインドのゴータム・アダ二氏に注目が集まっています。

勝手に異名をつけるとしたら、【アジアのインフラ王】ですね。

発電、港湾運営、石炭・ガスの発掘、その他貿易など幅広く事業を展開していますが、アダ二氏は、大学の学位をもたず、裸一貫で成功しているんですよね。

個人的に、こういうキャリア好きです。

また、私が勤めていた会社の創業者【マイケル・ブルームバーグ】も約8~9兆円ほどで13位にランクインしております。

彼は、サラリーマン時代、ソロモン・ブラザーズ銀行のパートナー(共同経営者)まで上り詰めましたが、解雇され、再度転職するか、自分で起業するか、の2つの選択肢を目の前にしていました。

一度転職活動をして、ゴールドマンサックスなどの面接を受けたみたいですが、受からなかったようです。

ショックな毎日を過ごしていたみたいですが、ランニングマシンで走っていると、急に気持ちが晴れ晴れとして、
退職金をすべて起業に投じ、一代で世界192ヵ国、売上1兆円以上を超え、営業利益率を30%以上もたたき出す、
世界トップクラスの未上場企業「Bloomberg帝国」を築きました。

このリストにのっているビリオネアの生い立ち、起業のきっかけ、繁栄への転換点など、調べてみたら面白そうですね。

ちなみに、これが私の愛読書であり、経営の教科書です。

今週もよろしくお願いします。

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