メルマガ: 162th 「経営者の思考 忘年会と寄付 ワインセラーサービス開始」
【目次】
1. 今週の一言/経営者の思考
2. モノリスの活動日記 /忘年会と行事
3.富裕層の公然の秘密/ 支援先のワインセラーサービス
1. 今週の一言/経営者の思考
こんにちは。門垣です
今週は東京、出張で福岡、そして週末は用事で京都へ行き、リフレクションの時間を過ごしました。
この仕事をしていると、毎日いろいろな人にお会いするので、意図的に思考を整理する時間を取らないと、脳のCPUがすぐにいっぱいになってしまいます。
人生のステージによって会話のテーマも変わりますが、
現役で活躍されている経営者の方々とは、ビジネスの拡大方法や業界、人に関するインサイト、具体的な戦略などで盛り上がることが多いです。
一方で、上場や売却といった大きなイベントを経た方々とは、今後どのように人生を過ごすかというテーマでお話しする機会が増えます。
それでも7割以上の方はビジネスが大好きで、
永遠に商売の話をされることもあります。
もちろん、趣味や経済、政治、たわいもない話題も含まれます。
いずれにせよ、私が最も興味を持つのは、「何のために生きているのか」
「なぜその仕事を頑張っているのか」「どうしてそう思ったのか」
といった点です。
すべてに理由があるとは限りませんが、
お会いした方々の思考の源泉を垣間見たとき、
新しい感覚が生まれ、脳と心が刺激されるのを感じます。
私自身は直感型で動く人間ですが、
そのままだと説明ができないので理論武装をするタイプ。
数字/理系と言われることも多いですが、完全に感覚型です。
DNAをたどると、私の家系では5割がアーティスティックな職業、5割が商売や数字を扱う職業についており、生い立ちを抜きにしても、この背景が私の思考に影響しているのかもしれないと最近よく感じます。
お客様の思考や人生の目標、夢、将来像をお聞きする中で、
モノリスのメイン事業である金融を軸に、その他の手段も強化しながら、
お客様やご家族の目標や夢の実現に向けて
共創し続けたいと改めて強く思った1週間でした。

2. モノリスの活動/忘年会と寄付
忘年会
今週は、社内の忘年会を開催。
普段は、メンバーが集まることが難しいため、貴重な機会でした。
中華テーブルをインターン生を含んだ11人で囲みながら、
仕事の話、たわいもない話をして、食事を楽しみました。
盤石なチームをつくりながら、
お客様にとって、透明性のある、安心感のある、価値ある、
信頼し続けれる、そんなモノリスになっていきたいと思います。
寄付(執筆:近藤)
昨年から始めた取り組みとして、人としての原点に立ち返り、
社会と自分達を見つめなおすために、
1年に1回、自分達で選んだ団体に、
売り上げの一部を直接寄付をさせて頂いております。
今年は、弊社事務所がある目黒区のある
児童福祉施設に行かせていただきました。
今回は、日程の都合上、全員参加することができず、直接子供達にプレゼントを渡すことも出来ませんでしたが、職員の方にお話する機会を頂き、課題としては、施設を卒業したあとの問題に直面している人も多くいるそうです。
そのためこの施設では、施設外の近くに一軒家を借りて5~6名の
グループホームやアパートでの一人暮らしの準備期間等を設けているようです。
ただし、都内は家賃が高く、都の補助金があるとはいえ、
十分な数が用意できていないのが実状としてあるとのことでした。
職員の方々はとても大変な苦労はあるけれど、皆さんやりがいがあると言葉にして、子供たちのことを本当に我が子のように思っていると感じれました。
改めて、我々のミッションである「お金にまつわる情報格差をなくし、最良の意思決定をサポートするパートナーであり続ける」は富裕層だけが対象ではないこと。
金銭的な支援もそうですが、昨年にご縁があった施設に「お金の教育」の授業をする機会も頂きましたが、「継続的に」活動していくことが
大事だと感じましたので、来年からも取り組んでいきたいと思います。


3.富裕層の公然の秘密/ 支援先のワインイベント
今週は、支援先の会社であるオールコネクト社(通信販売代理業、MVNO事業、ECメディア事業、地域復興事業)の新規事業を行う会社【株式会社Warious】が新しいビジネスの進捗発表を兼ねた懇親会を開催しました。
日本ではまだあまり知られていない「ワインセラーサービス」です。
セラーサービスは、毎月定額で資金を入れて、ワインを投資や嗜好品として購入し、保管、最後は売却までお任せできる仕組みです。
正直なところ、私自身もこのプロジェクトに関わるまで、ワインに関する知識はほとんどありませんでした。
普段の会食やパーティーでワインを飲む機会は多いのですが、生産者の背景や歴史、ワインそのものの味わいをきちんと理解することなく、ただ飲んでいるだけ。
それが誰かに責められるわけでもないのに、
「本当に価値あるものを分かっていないな」と
自分の無知や教養の無さを感じて、
恥ずかしい思いをすることもありました。
とはいえ、いざ勉強しようと思って自分でワインを買おうとしても、
どれを選べばいいか分からないし、相場もさっぱり。
さらに、せっかく買ったとしても、
一人では飲みきれないこともあって、
なかなか踏み出せませんでした。
そんな悩みを支援先の代表も経験していたようで、
「同じような気持ちを持つ経営者やビジネスパーソンは他にもいるはず」と考え、議論を重ねて生まれたのが、完全紹介制の月額サブスクリプション型ワインセラーサービスです。
このサービスの特徴としては、
ワイン生産者やネゴシアン(第一次商人)など、流通の上流から直接仕入れることで、希少なワインを市場価格の30~40%割安で購入できる。
フランスの保税倉庫等でワインを保管し、価格が上がったり市場動向が変わったタイミングで売却も可能。インフレ時代には投資としても魅力的。
購入したワインの味わいもですが、より生産者のストーリーや背景に焦点を当てたレポートが提供され、自然と業界と歴史の教養が身につく。
会員になれば、サブスクで購入したワイン以外にも、友人やご家族へのプレゼントとして単品で購入することもできる。
会員専用のコミュニティがあり、ワインを楽しみながら新しい関係資本を築くことができる。
特に、ワインの流通経路は、生産者からネゴシアン、インポーターを経て、酒屋やレストランを通して消費者に届くまでに、各ポイントで、
価格が10~20%ずつ上乗せされます。
この仕組みを省くことで、質の高いワインを割安で手に入れることができます。
しかも、ただ購入するだけじゃなく、将来値上がりが期待できるワインを選んだり、普通では手に入らない希少なワインを購入したりすることで、そのワインに関する一次情報を得ることができ、肩肘張らずにカジュアルに楽しみながら教養も身につく仕組みになっています。
私も先日スイスに行った際に、ジュネーブの保税倉庫に行きましたが、
海外では、ワイン投資が相続対策に使われることもあるそうで、
超富裕層の中には何万本ものワインを保有している人もいました。
今回の懇親会では、このサービスのお披露目も兼ねて、
5名の経営者の方々にお集まりいただきました。
サービスの説明をしながら、実際に食事とワインを楽しむ場としても盛り上がり、自然とビジネスの話にも花が咲きました。
もしご興味がある方は、お気軽にご返信ください。

今週もよろしくお願いします。