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メルマガ: 77th 「成功者の思考と超富裕層の戦略」

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【目次】

1.今週の一言/となりの成功者の共通点

2.モノリスの活動日記/人財採用

3. 金融コラム/超富裕層の出口戦略

4. 経営コラム/全知全能の神


1. 今週の一言/となりの成功者の共通点

こんにちは。門垣です。

最近は、モノリスの生業がゆえに、誰もが知っている会社の創業者の方や、個人資産で数億円~数千億円を保有している方をお会いする日々。

成功の定義は人によって異なります。

なので成功者かどうかわかりませんが、間違いなくそれぞれの分野で事業を大きくされた方々。

そんな皆様とお仕事をさせていただき、ふと思った超富裕層の共通点が2点。

1つ目は、「意思決定が速い」。1分以内には意思決定をされます。速い人は1秒で即決です。みなさん、時間を大切にされています。

2つ目は、謙虚です。国籍、性別、年齢、相手の立場に限らず、本当に謙虚に話をしながら、腰が低く、でも夢や志は高く、といったところです。何歳になっても異業種の方や、若い方からも学ぼうとする人が多くいらっしゃいます。

一方で、事業を成功させて、莫大な資産を保有している方でも、相手によって接し方を変え、横柄な立場を取られる方もいらっしゃいます。その結果、人が離れていき、孤独、友人がいない、みたいな人もいます。

成功とは何か。

幸せとは何か。

色々気づきを頂き、本当に勉強になるなと思った一週間でした。

2. モノリスの活動日記/人財採用

今年は、人財採用にも力を入れていきたいと思います。

正社員、パート、ビジネスパートナー含め、

モノリスと関わりたい、一緒に仕事がしたい、

そんな魅力ある、未上場企業ならではの、

面白い福利厚生や報酬、環境が整った組織を目指して….。

3. 金融コラム/超富裕層の出口戦略

先週金曜日には、ファーストリパブリックバンクから大量の預金が流出し、株価が急降下していることが、報道されましたね。

この件に関しては、有料会員様、助言契約の皆様を対象に別途レポートを配信させていただきます。

さて、メルマガでは、私の尊敬している人のホットトピック。

何度も登場して申し訳ないですが、世界のメディア・金融テクノロジー企業の創業者でもあり、世界7位、資産12.5兆円のマイケルブルームバーグ氏が会社を売却すると発表しました。

おそらく、トップ10の中では、唯一の未上場企業なので、現金や流動性資産では世界トップでしょう。

フォーブス世界長者番付 2023

報道によると、マイク氏はBloombergの株を88%保有しています。

売り先は彼の慈善事業団体「ブルームバーグ・フィランソロピー」です。永続目的信託に権利を譲渡し、2人の娘が運営するであろう慈善事業に利益が分配されるようです。

娘はエマとジョージナですね。

フォーブスによると、これまでにマイク氏は、私財で2兆円ほど寄付をしてきました。また2010年にビルゲイツ夫妻とウォーレンバフェット氏が始めた富裕層向けの「ギビング・プレッジ」寄付啓蒙活動においても、生前や死後に寄付することを宣言しています。

昨年、アウトドア用品の会社のパタゴニア創業者イヴォン・シュイナード氏も、会社の所有権を手放し、環境危機との闘いに専念する信託や非営利団体に譲渡しました。元々売上の1%を地球温暖化等の対策として寄付しており、議決権株式は「パタゴニア・パーパストラスト」や無議決権株式は非営利団体に譲渡するなどとしています。

ブルームバーグ・フィランソロピーでは、芸術、教育、環境、政府、健康はもちろん、その他にも数多くの領域で慈善活動を行っています。

ウェブサイト↓に行って、右クリックして翻訳を選択すると、日本語で慈善活動の内容をみることができます。

https://www.bloomberg.org

日本でも相続税や認知症の対策を行うために、家族信託が活用されるケースがありますね。2007年に施行された信託法の改正により、家族信託の普及が始まったと言われていますが、海外より歴史が浅く、これからより流行していくことでしょう。

モノリスでも国内外における信託サービスを充実させていきます。

参考記事

https://qz.com/mike-bloomberg-is-planning-to-leave-his-company-to-bloo-1850364185

4. 経営コラム/全知全能の神

もうAIにはついていけませんね。

新しい情報がどんどん飛び交って、毎日100個以上の新しいアプリやツールが作られています。

例えば、アイデアを入力するだけで、瞬時にパワーポイントのスライドを作ってくれるMagic Slidesや、30秒で本格的なウェブサイトが作れちゃうAIツールDurable、そしてチャットボット作成が簡単にできるDocsbotなど、色んな便利なツールが続々登場。

音楽の世界でもAIが活躍しています。

ビートルズのようなこの曲も、ソニーがAIで作成。

そんななか、日本政府もAIに関する国家戦略を検討するために、新たな「戦略会議」を設立することに。対話型AI「チャットGPT」をはじめとする、AI技術全般に関する政策の方向性を決めるためのものです。活用や研究開発の促進、規制強化など、AIの課題について議論が行われるようです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/66cb986b8659b58958b233a659a9f8cdfa6ed4e3

これだけAI技術が進化してくると、文章や画像の生成、文字起こし、チャットボットの作成など、誰でも簡単に使えるものが増えてきます。プログラムを書いていたエンジニアも、AIにその役割を取って代わられる時代がやってきたんですね。

上場企業のIRでも、AI活用の話が増えてきていて、これからどんどん積極的に活用する企業とそうでない企業の二極化がさらに広がってきます。

実際、マッキンゼーのレポートによると、AIはすでに収益に貢献していて、コスト削減や売り上げ向上などで5%~20%の利益向上が見込まれています

https://www.mckinsey.com/capabilities/quantumblack/our-insights/the-state-of-ai-in-2022-and-a-half-decade-in-review

AIを活用して効率化や新たなサービスを作りながら、人間にしかできない、感情のコミュニケーションや、実行、推進する力を磨いていきたいですね。

今週もよろしくお願い申し上げます。

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